活用事例

新型コロナワクチン接種会場におけるAI/IoT環境センサの実証
電気通信大学 様
調布市が実施するワクチンの集団接種にて、NDIRセンサによる会場内の二酸化炭素(CO2)濃度や温湿度などの各種IoTセンサによる三密・熱中症リスクのモニタリングによる安全管理に関する実証実験に、Spresenseを採用していただきました。

革新的衛星技術実証2号機 実証テーマ
小型・省電力かつ計算能力の高いマイコンボードを実証し、宇宙機への活用を目指す
JAXA様
小型実証衛星2号機の部品・機器の実証テーマに「Spresense」を選定していただき、宇宙空間での実証実験が始まります。 従来のマイコンボードでは対応が難しい宇宙分野に挑戦しますので、是非、ご期待ください!

超小型KURAMA-II
京都大学複合原子力科学研究所様
発災直後に機動的に放射線モニタリングを展開できるツールとして超小型KURAMA-IIを開発し、そのプラットフォームには、低消費電力でありながら、500kS/s高速ADCや、みちびき、GPS、GLONASSに対応したGNSS受信機能を搭載しているという点から、Spresenseを採用しました。
波形整形後のアナログ信号をSpresenseの持つ500 kS/sの高速ADC(HPADC)に入力し、パルスごとの波高を計測し検出した波高とその数をヒストグラム化することで放射線のスペクトルが得られGNSS受信機能で得た測位情報でタグづけし、LPWAで送信します。

南城市観光型MaaSの実証実験
NECソリューションイノベータ株式会社様
南城市、NECソリューションイノベータなどの6者による、南城市の観光振興および地域の活性化を目的とした、観光型MaaSの実証実験の小型モビリティ向け小型IoT機器にSpresenseのメインボードとLTE拡張ボードを採用いただきました。
位置情報受信、車両位置管理、サーバー通信、ジオフェンス(エリア判定)、ジオフェンスに連動した音声ガイド出力といった機能が実現されます。

牛の行動観察システム
東京工業大学 地球インクルーシブセンシング研究機構様
最先端エッジAI処理をSPRESENSEに実装し、通信機能を備えた首輪型デバイス「感じて考える首輪」のプロトタイプを開発、さらにこのデバイスを用いて牛の行動データを広域で収集し、牧場の温度・湿度などの飼育環境の情報をも併せて収集・分析する行動推定システムを構築しました。

Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13
Light and Sound Installation "Coded Field"
ライゾマティクス様
このプロジェクトのために独自に開発された参加者用のバルーン型の手持ちデバイスに、SPRESENSEが採用されました。GNSSを利用し、LEDおよびスピーカーが内蔵されたデバイスは、野外イベントにおいてGNSSの位置情報に基づいて、デバイスの発する光や音をコントロールすることが可能となりました。
(画像提供:ライゾマティクス)